最近、「胃潰瘍」(いかいよう)を患ってしまったので、その症状や治癒までの経過などを書きます。
やや汚い表現もありますが、健康のためにも一読して頂けると幸いです。
1.事の始まり(症状が出るまで)
就寝中、夜中に突然の胃痛で目が覚めました。
あまりに胃が痛すぎて、背中まで痛くなります。
胃の上部、みぞおちの辺りがズキズキと痛みました。
赤ちゃんのようにベッドの上で丸くなりながら痛みが過ぎ去るのを待ちましたが、一向に良くなる気配がありません。
トイレに駆け込み、少しだけ排泄をしました。
そのときの便は真っ黒で、臭いもキツかったです。
排泄をしても痛みが引かないので、そのままベッドに戻り、丸くなって痛みに耐えていました。
その日も仕事だったのですが、さすがに休むことにしました。
ボクは運転をする仕事をしているのもあって、事故を起こすわけにはいきません。
胃痛と寝不足を抱えながら作業するのは周りにも大迷惑です。
結局、その夜は朝まで起きて病院に向かうことになります。
正直、救急車を呼ぼうか迷いましたが、ボクは超ド田舎出身なので、自分の都合で周りをお騒がせすることに極めて強い抵抗があるのです。(これは田舎民なら何となく分かるはず…)
ちなみに、夕食はチキンを焼いたモノ(鶏肉のもも肉)とキムチを食べました。
いま思えば、寝る前からやたらと腹が膨らんでいた気がしますね。
ご飯を食べたあとって、多少お腹が膨らむじゃないですか?
あの膨らんだ状態から腹が凹まないんですよね。
そのときから、お腹に異常が起きていたんでしょうね。
2.病院に向かう(胃潰瘍が発覚)
強烈な胃痛を抱えながら、朝一で近所の病院を訪ねました。
その日は健康診断がある日だったらしく、朝から大勢のお年寄りの方が詰め掛けていました。
ボクは待合室のソファに項垂れる形(胃が痛くてまともな姿勢で座ってられない)で、自分の番が来るのを待っていました。
ようやく自分の名前が呼ばれると、尿検査と血液検査をしてから診察に入りました。
結論から、胃潰瘍との診断で、すぐさま点滴を打ってもらいました。
点滴による栄養と、痛み止めなどの薬を身体に入れてもらうと、びっくりするほど楽になりましたね。
やっぱり点滴って凄いですよ。
原因としては、おそらくストレスと過労とのことでした。
ずっと仕事で運転しながら緊張を感じていたのと、長時間労働で身体が悲鳴を上げたのでしょう。
仕事中にイライラすることも多かったです。
ストレスケアと休養をもっと大切にするべきでしたね。
3.回復するまで
病院で点滴を打ってもらい、薬も出してもらいました。
しばらくは、「おかゆ」か「うどん」しか食べるなと言われたので、ボクは言う通りにしました。
上の画像は近所のスーパーで買ったおかゆシリーズ。
常温でも食べられるし、お皿に移さずスプーンを突っ込んで食べれば洗い物も減るのでおススメです。
朝はレトルトのおかゆ、夕食は外食でうどんを食べていました(ボクは基本的に昼飯は食べません)。
※コーンポタージュは本当は食べちゃダメだと思いますが、どうしても食べたかったんです。ごめんなさい。コンビニで見かけたらついつい買ってしまった。
病院で治療を受けたのは良いですが、3日くらいは定期的に胃痛が襲ってきました。
なぜか夜中になると急に痛くなるんですよね。
痛みがキツいのはもちろんですが、痛みによる寝不足がたまりません。
ある日は、夜中の三時に薬局までバイクを走らせて薬を買いに行きました。
このときほど24時間営業に感謝したことはありません。
いつも遅くまでお疲れ様です。店員さんに心から感謝します。
個人的におススメの薬は「スクラートG」です。
この薬はチューブ状になっていて、水無しでもスルっと飲むことができます。
簡単に言えば、チューブゼリーのような形状の薬です。
会社にも持って行って、胃痛を感じたら服用していました。
結論を言えば、胃潰瘍は5日ほどで治りました。
便の色も真っ黒だったのが、茶色に戻りました。
現在は元気で何でも食べています。
4.いまになって思う事
胃痛が起きて、胃潰瘍と診断される前から、やたらと便が真っ黒で濃かった記憶があります。
汚い表現ですが、やたらと便器にこびりつくような便でした。
胃潰瘍の初期症状として、便に血が混じっていたようです。
仕事のストレス、人間関係のストレスが主な原因でしょうね。
忙しく、まともに休んでいなかったのも原因だと思います。
良くも悪くも週末も予定が多く入っていました。
遊びまわって楽しい週末を過ごしていましたが、休養が足りなかったのでしょう。
忙しく、ストレスを感じていて、便が黒くなるようであれば、すぐにでも病院に行くことをボクはおススメしますね。
本当に胃潰瘍に痛みときたら洒落にならないですよ。
みなさんもお身体はご自愛ください。
健康より大切なものはありません。
一生懸命に仕事をこなして、精神をすり減らしているあなたに、身体を壊してしまったボクは言いたい。
お金なんて後からいくらでも取り戻せることを、でも健康は一度損なってしまったら取り戻せない可能性があることを。
仕事と健康なんて天秤に掛けるまでもありません。
どうか、一息入れましょう。ゆっくり休みましょう。
仕事なんてどうにでもなるんです。
仕事を気に掛ける前に、ちゃんと自分を気に掛けてあげてくださいね。