格闘ゲームで生き残る

【格闘ゲーム考察Part.06】キャラバランスと世界観

0

鉄拳の平八には、鬼神拳という強い技があります。

技の出始めに潜り性能があり、ヒットで相手を高く浮かせるコンボ始動技です。

ガードされても距離が離れてしまうので、確定反撃を入れる際も、特殊な対応が必要になります。

 

鉄拳5DRの頃のお話です。

鬼神拳を振り回す友だちにボコボコにされていました。

ボクは悔し紛れに、、

「平八強すぎだろっ!」

と言いました。

 

すると友だちは、

「え?でも平八が弱いって嫌じゃね?」

と斜め上の返答をしました。

 

ぐぬぬ…、これには反論が出来ませんでした。

たしかに、平八が弱いなんて嫌です。

 

昨今ではeスポーツの台頭もあって、格闘ゲームの競技性が重視されています。

競技としてフェアとなるように、対戦ツールとしての完成度を上げ続けているのです。

 

しかし、格闘ゲームは対戦ツールとしての側面ばかりではありません。

 

たとえば、鉄拳シリーズはギネス記録を持っているタイトルです。

その内容は「もっとも長く続くビデオゲームの物語」です。

つまり、格闘ゲームだってちゃんとストーリーや世界観というものがあるのです。

 

ボクは強く言いたい。

「キャラバランスよりも世界観を保って欲しい」ことを。

なるべく上手く両立して欲しいと思います。

 

ストリートファイターだったら、

豪鬼よりも火引弾の方が強かったら嫌じゃないですか?

仮面ライダーよりも戦闘員の方が強かったら?

範馬勇次郎よりも栗谷川さんの方が強かったら?

ゴジラよりもアンギラスの方が強かったら?

 

キャラバランスと世界観の両立は極めて難しいと思いますが、上手く作って欲しいと思います。

とくに、設定的に強いキャラが弱いのは本当に嫌です。

(ストVでリュウが弱いのは本当に嫌でした…)

0
RELATED POST
格闘ゲームで生き残る

【鉄拳8CBT】冬の時代が長かったポンコツロボは鉄拳8でどうなったのか?【ジャック8攻略】

2023年10月30日
珠音真珠も生き残る
※鉄拳8CBT(クローズドβテスト)の時点です。製品版では変更されている箇所もあると思います。間違っている部分はごめんなさい。大雑把な攻略情 …