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【格ゲー考察Part.44】鉄拳8「セルゲイ・ドラグノフ」、「フェンウェイ」、「ヴィクターシュヴァリエ」、「レオ」について語る

鉄拳8のキャラについて思うところを語ります。

今回は「ドラグノフ」「フェン」「ビクター」「レオ」の4キャラを取り上げます。

2025年1月6日段階での感想です。


 

■セルゲイ・ドラグノフ

神キャラ。素晴らしい。パーフェクト。

「はぁ?ドラグノフが神キャラ?!ふざけんな」と思う方もいるだろう。

しかし、個人的にこれまでのシリーズで一番おもしろいと思う。

新しく追加された技、新しく追加された要素(ステップ派生など)がことごとく強く楽しい。

最高のおもちゃを複数与えられた素晴らしいキャラ。

ドラグノフが強すぎる!という意見が多いが、それは単純に被害者が多いからだと思う(実際に一時期はランクマがドラグノフで溢れかえっていたし、今でも多い)。

だが、前作の100倍面白いキャラに仕上がっているのも事実。

調整の方向として、アグレッシブなのも最高だ。

攻め手が豊富で、どんどん押し込める。

強いだけではなく、ちゃんとコンセプトに沿っている。

なおかつ楽しい。

素晴らしい。鉄拳8のドラグノフは最高の出来。

 

■フェンウェイ

基本的には前作とそれほど変わらない。

だが、ステップから白鷺(しゃがみ中3RKLP)を出せるようになったり、有利を取れる中段4LKが追加されたり、3LKのリーチが伸びたことにより、前作よりも能動的に試合を動かせるようになった。

この辺の調整はアグレッシブで良いと思う。

個人的に素晴らしいと思うのが、ガクスン(4WP)をヒート対応にしたことだ。

ヒート中のガクスンはガードで+5F有利を取って攻めを継続できる。

(ガクスンをガードさせて密着で+5F!?一体なんのゲームをやっているんだ…?)

これまでの鉄拳文脈から考えればあり得ないことではあるが、時代は鉄拳8なのだからどうでも良い。

腰が引けた調整をしていないのが素晴らしい。それで良いのだ。

だがちょっと真面目に言うなら、ヒート中はガクスンが強すぎる上に安定行動過ぎてヒートスマッシュを活用する機会がほぼ無いのは寂しい気もする。

開発陣はそれを知ってか知らずか、シーズン2ではヒートスマッシュを強化しているっぽい。

 

■ヴィクターシュヴァリエ

最初期は誰が使っても同じ動きで激寒だった(性能的に仕方ないが)が、現在は良キャラに落ち着いた。

4WPや666RPを始め、「これやっとけば良いじゃん」という部分をアップデートにより性能を見直された。

そのお陰で、キャラの個性やプレイヤーの性格が試合に反映されるようになったと思う。

素晴らしいアプデ。

ガチガチに堅実な立ち回りをしても良し、リスクを背負って荒らしに行っても良し。

野試合も大会もこなせる安定したキャラ

ナイフや刀を振り回し、銃までぶっ放す。

一見すると破茶滅茶なキャラに見えるが、その性能を紐解いてみると、実に鉄拳らしいキャラである。

 

■レオ

THE普通

前作とほぼ変わらない。

良く言えば老舗の味。

悪く言えば新鮮味ゼロ。

特定の技をヒート対応に、特定の技をトルネード対応に。

ただ鉄拳8のシステムに合わせただけの調整に見える。

スペランカーという設定を活かしてイナマイトを爆破させるなどの個性が欲しい。

というのはさすがに冗談だが、何か新しいおもちゃが欲しかったところ。

悪い意味で上手くまとまり過ぎている。

もっと尖った部分であったり、新しい要素を追加しても良かったと思う。

「つまらない」とまでは言わないけど、「面白みが足りない」

コンボで、トルネード未消費で壁まで到達させるのが腕の見せ所であり、やり込み要素である。

その部分は面白いと思う(だがドラグノフくんもそれをやっているので個性と言うには弱い)。






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