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【格ゲー考察Part.42】鉄拳8「三島平八」、「アズセナ」、「エディ・ゴルド」、「リディア・ソビエスカ」について語る

鉄拳8をプレイして、各キャラに思うところを書いてみます。

完全に個人の主観です。

2024.12.27の段階での感想です。

今回は、「三島平八」「アズセナ」「エディ・ゴルド」「リディア・ソビエスカ」4キャラを取り上げます。


 

■三島平八

神キャラ。素晴らしい。

明らかに他のキャラと比較しても気合を入れて作られているのが分かる。

扱いが難しいが、使いこなしたときの爆発力は凄まじい。

前作までの、下段がリスキーという弱点がそのままなのも好印象。

穴を埋めるような調整よりも、どんどん個性を伸ばして尖らせた方が面白い。

モーションもダイナミックで爽快感がある。

「武の境地」という最高のおもちゃを貰ったのも良い。

ズルいと思うかもしれないけど、平八だから良い。

平八は鉄拳王なのだから贔屓されて良い(鉄拳ファン老害の暴論)。

最高のキャラ。本当に面白い。

強いて言えば、「開幕浮かせ~ヒートバースト~壁運び~壁際ヒートスマッシュの読み合い」でK.Oみたいな流れがテンプレ化しているのが気になるくらい(ちょっと火力が高すぎる)。

ただ、それも個性と言えばそれまで。

ほぼ完璧と言っても良い。

 

■アズセナ

素晴らしい良キャラ

良技のオンパレード。面白い技が揃っている。

だが、決してややこしくはない。

動きだけ見ればトリッキーだが、その性質はスタンダードそのもの。

さらに、構えも持っている。

構えもそれほどややこしいものではない。

扱いが簡単で初心者や新規にもオススメできる。

読み合いもすぐに楽しめるようになる。

アップデートにより一気に弱体化したのが残念だが、調整の方向は素晴らしい。

アズセナスラッシュ(666LKRP)を始め、(これを押し付けておけば良いよね)という部分を削ぎ落とし、構えなどの個性を引き出す方向で調整をしているのは好感が持てる。

ただ、もう少し強くても良いとは思う。

ちょっと弱体化のやり過ぎ感は否めない。

勿体ない。惜しい。

 

■エディ・ゴルド

良キャラ

前作までのずっと下がりながら9RKなどを引っ掛けるだけのつまらないキャラでは無くなった。

明らかに前作よりも良い

座りや逆立ちも、ネチネチとした読み合いではなくシンプルになった。

すべての技に、そこそこのリターンと、そこそこのリスクがある。

バランス的にも良キャラ。

前作よりもシンプルで爽快感が増した。

まさに鉄拳8仕様として生まれ変わった新生カポエイラを楽しめる。

 

■リディア・ソビエスカ

全然駄目。調整不足。

4つの構えを武器に戦うキャラだが、そもそもの構えが弱すぎる。

やりたいことは分かるが、性能が追いついていない。

前作の方が圧倒的に強く面白かった。

構え抜きで性能を語っても、全体的に薄味過ぎる。

ハッキリ言ってしまえば弱キャラだが、弱いことが問題ではない。

弱い上に扱いが難しく、魅力が伝わりづらいのが大問題。

(構えが4つもあってゴチャゴチャしているし、何が面白いキャラなのか分からない)、リディアを知らないプレイヤーは、このように見えると思う。

弱い、難しい、魅力が伝わりづらい、この3つが揃っている時点で大失敗。

誰も使わないのも納得の出来(ランクマをしていてもほぼ見かけない)。

調整の方向がズレている。

無駄に難しいコマンドを作り込むくらいなら、根本的な性能を見直した方が良い。

何をするキャラなのか?

何が強いキャラなのか?

どこが気持ち良くなれる(楽しい)ポイントなのか?

今のままではまったく伝わらない。

ボロクソに言っているけど、ボクはリディアが大好きでメイン候補だった。

だが、鉄拳王まで遊んだところで違うキャラに浮気をしている。

他のキャラの方が出来が良いし面白いからだ(いまはブライアンで元気に挑発を重ねている)。

要調整。このまま終わって良いキャラではない。勿体ない。






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