ゲームで生き残る

歩いて行く、迎えに行く「散歩」感想、レビュー

 

1.「散歩」ってどんなゲーム?

主人公のお婆さんを操作して一本道を進んで行きます。

道を進んで行くごとに、過去に何があったのか分かる仕組みになっています。

広義的には雰囲気ゲーに属すると思います。

 

Wolf RPG Editorで作られた作品です。

Steamにて無料で配信されています。

10分もあれば終わるくらいの掌編ゲームです。

 

2.どんな人におススメ?

・雰囲気ゲーが好き

・ドット絵が好き

 

3.良かったところ

・環境音の使い方が上手い

・田んぼに入ることができる

・明確に真相が明かされる

 

4.ちょっと気になったところ

・ゲーム性はとくにない

 

5.今からプレイする方へ

・ヘッドホンプレイ推奨

より臨場感を楽しむことができると思います。

 

6.珠音真珠の感想

ゲームをプレイしていて、やたらと印象に残るエモいシーンだけを切り取ったような作品です。

演出力に優れています。

一本道を歩いて行くだけですが、雰囲気づくりが抜群に上手いです。

たとえば、土の上を歩いているときの足音と、草花の上を歩いているときの足音は明確に違うし、田んぼに入ればチャプチャプと音が鳴ります。

田んぼに入れるという仕様は、田舎生まれとして、ノスタルジーを感じられて凄く良かったです。

 

最後には、何があったのか明確に明かされるのも良いですね。

匂わせるだけで投げっぱなすよりも好印象です。

 

歩くだけなので、とくにゲーム性は無いのですが、その演出力と雰囲気づくりは一見の価値があると思います。

ゲームスタートのテキストが「迎えに行く」なのも、センスがありますよね。





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