
主人公のお婆さんを操作して一本道を進んで行きます。
道を進んで行くごとに、過去に何があったのか分かる仕組みになっています。
広義的には雰囲気ゲーに属すると思います。
Wolf RPG Editorで作られた作品です。
Steamにて無料で配信されています。
10分もあれば終わるくらいの掌編ゲームです。
・雰囲気ゲーが好き
・ドット絵が好き
・環境音の使い方が上手い
・田んぼに入ることができる
・明確に真相が明かされる
・ゲーム性はとくにない
・ヘッドホンプレイ推奨
より臨場感を楽しむことができると思います。

ゲームをプレイしていて、やたらと印象に残るエモいシーンだけを切り取ったような作品です。
演出力に優れています。
一本道を歩いて行くだけですが、雰囲気づくりが抜群に上手いです。
たとえば、土の上を歩いているときの足音と、草花の上を歩いているときの足音は明確に違うし、田んぼに入ればチャプチャプと音が鳴ります。
田んぼに入れるという仕様は、田舎生まれとして、ノスタルジーを感じられて凄く良かったです。
最後には、何があったのか明確に明かされるのも良いですね。
匂わせるだけで投げっぱなすよりも好印象です。
歩くだけなので、とくにゲーム性は無いのですが、その演出力と雰囲気づくりは一見の価値があると思います。
ゲームスタートのテキストが「迎えに行く」なのも、センスがありますよね。




