ライフハックで生き残る

「一時の得」は「一生の損」になり得る

若い頃のボクは、「小ズルく」立ち回るのが世渡りの上手さだと思っていました。

世間に対して斜に構えていたのです。

 

誠実に生きていても必ず報われるわけではない。

蓋を開けてみれば世の中は不正ばかり。

一線を越えない程度に、小ズルく立ち回った方がである。

そう思い込んでいました。

 

しかし、年齢を重ねるに連れて、それは間違いだと思うようになりました。

誠実に生きていた方が、絶対にお得です。

 

たとえば、仕事のちょっとしたミスを隠蔽したとします。

「バレてないから良いっしょ、ここだけの内緒にしてね」

ミスはバレないし、上司に怒られることも無いかもしれません。

 

その場は得をするでしょう。

 

ただ、周囲の人間からの信頼は失います。

(この人はこういうことをやる人なんだ…)

そのような評価をされます。

そのような目でこれから見られます。

 

遅刻に対してバレバレの嘘を吐く。

お釣りをチョロまかす。

 

その場は得をするかもしれません。

しかし、一度失った信頼は取り戻すのに苦労します。

 

「ごめん!寝坊した!本当にごめんなさい!」

「これ、お釣り多いよ」

 

誠実に生きていた方が良いのではないでしょうか。

「一時の得」「一生の損」になり得るのです。

 

なるべく正直に、そして誠実に生きていたいと思います。

「一時の損」によって「一生の得」を得られるかもしれませんよ。

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