あなたはどっちを選ぶ??「どちらかのボタンを押す仕事」感想、レビュー


WOLF RPGエディターで作られた短編ゲームです。
プレイヤーはマウスを操作して、AかB、どちらかのボタンを押します。
フリーゲームとして配信されています。
ダウンロード↓
・サクッと遊べるゲームをプレイしたい方
・答えのない問題を考えるのが好きな方
・グラフィック
・ボタンを押したときの感触(SEなど)が気持ち良い
・個人的にオチがあまり好みではない
・ゲームプレイそのものに変化が無い
・とくになし

タイトル通りに、プレイヤーはどちらかのボタンを押す仕事に従事します。
押すボタンの判断は、用意された封筒に書かれた情報のみです(楽しみを奪いかねないので詳細は伏せる)。
初見でも10分ほどで終わるくらいの短編で、作者さんもおっしゃっていますが、実験的な作品です。
良かったところとしては、グラフィックです。
とくにゲームを起動したときの演出が素晴らしいです。

真っ暗な背景に、ドアノブと手だけが映されています。
この手をプレイヤーが操作して、ドアを開けるところからゲームが始まります。
自然と操作を学ぶことができる、クレバーな作りだと思います。
ゲーム中の画面もシンプルながら臨場感があります。

限りなく実写に近いグラフィックだからこそ、そのリアリティに息を呑むような体験ができます。
また、ボタンを押したときの感触も気持ち良いです。
シンプルなゲームだからこそ、心地良いレスポンスは大切です。
気になるところとしては、オチが予想通りだったことです。
これは完全に自分の問題で、同じ作者さんの作品をいくつかプレイしているので、癖のようなものが見えてしまっていたのだと思います。
ただ、それでもオチは賛否両論ありそうです。
ゲームとして、プレイに変化が無さ過ぎるのも気になりました。
何度かイベントが挟まれるのですが、プレイそのものにはほぼ影響がありません。
静的で、仰々しい演出が無く、上品である。
そのような見方も出来ますが、シンプル過ぎるゲーム性とは食い合わせが悪いと思います。
10分ほどで終わる作品ですが、それでも自分は長く感じました。
興味の持続という意味では、10分も持たなかったのが本音です。
ゲームとしてのエンタメ性にはやや欠けますが、その試みはとても面白い作品だと思います。


