健康で生き残る

温泉から学んだ満足感を与えるヒント

運動中に腰を痛めてしまったので温泉に行ってきました。

とても気持ちの良い温泉で、腰も回復しました。

やはり身体を癒すには温泉に限りますね。

ところで、温泉に浸かりながら少し面白いことに気付いたので、それについて書きます。

 

ボクが行った温泉は浴槽が3つありました。

1.熱い湯

2.ぬるい湯

3.露天風呂

ちなみに、どの浴槽も水質は同じです。

しかし、温泉を利用している者としては、同じ水質であっても、まったく違う浴槽に浸かっているような印象を受けます。

 

まず、熱い湯に入ると身体が火照ります。

火照りを冷ますために露天風呂に行きます。

露天風呂に浸かりながら外気に触れていると、少し冷えるので、次はぬるい湯に浸かってみます。

一通り堪能した後に、ボクは露天風呂がとても気に入ったので、また露天風呂に行きました。

このように、同じ水質であってもそれぞれの浴槽に役割があり相互に影響を与え合っています。

利用者としては、とても面白く大満足です。

同じ水質であっても、それぞれで違った体験ができるのですから、とてもお得な気分になるのです。

 

これは違う場面でも利用できますね。

たとえば、カレー屋を例に考えてみます。

ベースが同じルーであっても、甘口、中辛、辛口と味を3つに分ける。

ルーの味をイジらなくても、付け合わせをパンかライスかナンか選べるようにする。

ルーを最初からライスにかけた状態で提供するか、それとも別皿に分けて出すか、選べるようにする。

付け合わせを福神漬けとラッキョの2種類に分ける。

スプーンとフォークの2種類を用意する。

同じカレーであっても、さまざまな選択肢を与えることによって、お客さんを楽しませることができます。

お客さんに数多くの体験をしてもらえるようにすると、お客さんの満足度が上がることが予想されます。

 

今回の温泉は、心も身体も癒され、さらに知識も得られてとても満足でした。

良い経験をしたのなら、なぜそう思ったのか考えるのがボクは大好きです。

感情的なものを理屈として言語化するのは楽しいですね。

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