他者に頼るのも「自立」の一環です

他者に「依存」するのは問題があるかもしれませんが、他者に「頼る」ことは決して悪いことではありません。

悩み事やトラブルは、なるべく早く他人に相談するべきです。

人生で襲いかかる問題に対して、自分ひとりで解決しようとするなら、人間は壊れてしまいます。

きっとそのように人間は出来ています。

「自立」と言えば、自分ひとりで物事を解決する様を想像すると思います。

しかし、現実はひとりで解決できる問題とそうでない問題があります。

すべての問題にひとりで立ち向かう必要はありません。

頼れる者が多い人間の方が強いです。

他人に頼れるのも強さの一つです。

そして、自分の弱さをさらけ出せる相手は、かけがえのない財産です。

もし、体調を崩したなら、お医者さんに頼るでしょう。

もし、事故を起こしたなら、警察に頼るでしょう。

意地を張って何もかもひとりで解決する必要は無いのです。

ちゃんと普段から他人に親切にして、頼れる人間を増やしましょう。

人を大切にする人は、自分も大切にされます。

他者に頼ることも含めて、「自立」です。

そのような人間関係を構築するのも自立の一環です。

人間は絶対にひとりでは生きていけないのですから。