静岡県にある「抹茶スイーツファクトリーななや」さんで、抹茶スイーツを食べて来ました。


「ななや」さんは、「世界一濃い抹茶ジェラート」を食べられることで有名です。
さっそくジェラートコーナーを見てみます。


さまざまな味のジェラートが並べられていて壮観です。
とくに目を引くのは、抹茶だけで7種類も用意されていることです。
No.1~No.7までの抹茶味が用意されて、数字が上がるほどに抹茶濃度が上がります。
今回ボクが選んだのは、「黒ゴマ」、「抹茶No.4」、「抹茶No.7」(最大濃度)です。

左がNo.4抹茶、真ん中がNo.7抹茶、右が黒ゴマです。
まずは、No.4抹茶から頂きます。

一口食べてみると…
濃い!
No.4ですら、かなり濃いです!
そして美味しい!
続いて、黒ゴマです。

濃い!
こちらも濃いです。
ごま団子のタレだけ食べているような濃さです。
強烈なゴマの香ばしさと甘さが口に広がります。
最後に、No.7抹茶(最大濃度)を頂きます。

これは、本当に濃いですね。
抹茶の苦みがズシンと来ます。
甘さは、ほぼ無いと思っても良いです。
感覚的には、ダークチョコレートのそれに近いモノがあります。
本当に驚いたのですが、食べるとシャッキリ目が覚めました。
抹茶に含まれるカフェインが覚醒作用を引き起こしたのだと思います(朝に濃いめのコーヒーを飲むとシャッキリするのと同じ感覚)。
ただ、身も蓋も無いことを言うと…
今回食べたなかで一番美味しかったのは、「黒ゴマ」です。
食べた体験として、もっとも面白く興味深いのは「No.7抹茶」ですが、味そのものを純粋に競うのなら「黒ゴマ」がもっとも美味しいと感じました。
最大濃度の「No.7」は、たとえるなら「十割そば」(あるいは無調整豆乳)のようなもので、マニア向けだと思います。
上記したように、ダークチョコレートのような味わいを持っていて、好事家(抹茶フリーク)には刺さるのかもしれませんが、万人が美味しいと感じるものではないのかもしれません。
ボクは、黒ゴマとミックスしながら食べ進めました。

黒ゴマの強烈な甘さが、No.7抹茶の渋さを上手く中和してくれます。
最大濃度のNo.7を食べたい気持ちは分かるのですが、もし食べるのなら、他の甘い味も一緒に頼むべきです。
もちろん、No.7は美味しいです。
しかし、よほどの抹茶フリークでなければ、単品で食べるよりも、他の味と一緒に食べた方が美味しいと思います。

世界一を名乗るだけあります。
最高濃度の抹茶ジェラートを堪能させて頂きました。