※記事冒頭からちょっとだけ暴言を吐くことを許して欲しいです。
「映え」ばかりを気にして「味」がおざなりになっている料理が多いと思いませんか?
それが「観光地」で出される料理となれば、なおさらです。
ボクは旅行(観光)が大好きなので、さまざまな地域に赴いて、ご当地料理を食べます。
現地で地元民に聞き込みします。
「すみません。これから有名な○○を食べようと思っているんですが、どうですかね?」
「あぁ。あんなの観光客しか食わねぇよ。地元の奴らは行かないよ」
そんな会話も数え切れないほどしてきました。
実際に食べてみると、観光客ウケを狙うばかり(見た目ばかり)で、美味しくない料理に出会います。
もちろん、商売のやり方はそれぞれです。
見た目で惹きつけるのも決して悪くない戦略です。
ただ、そのような料理は観光客すれば、本当にガッカリするわけで…
前置きが長くなりましたが、
今回ご紹介する静岡県沼津市の「深海プリン」は、そんなガッカリご当地料理とは対極にあります。
むしろ「ご当地スイーツの鑑」と表現しても過言ではありません。
こちらが「深海プリン」です。
左の青いのが「深海プリン」で、右が午前中限定で販売されている「あさひプリン」です。
まずは「深海プリン」から頂きます。
青い部分は、「ラムネ味」の「ジュレ」です。
横から見ると、まるで気泡のようで、見た目も美しいです。
映えますね。
素晴らしいビジュアルです。
日本一深い「駿河湾」の深海を見事に落とし込んでいます。
青いジュレから食べてみると、さわやかでさっぱりとした味わいです。
個人的な感覚ですが、アイスの「ダブルソーダ」に似たような味です。
そして、「プリン」の部分を食べたときに衝撃を受けました。
滑らかで、濃いです。
「とろけるプリン系」の食感なのですが、それよりも滑らかかもしれません。
まるでムースを食べているかのようです。
それでいて、卵感もしっかりと感じられるし、超濃厚です。
青いジュレと合わせて食べると…
ベストマッチです。
本当に美味しい。
「映え」ばかりじゃありません。
これは本物です。
ご当地スイーツの鑑です。
続いて、「あさひプリン」も食べてみます。
駿河湾に映る朝日をイメージしたらしいです。
地元の「西浦みかん寿太郎」を使用しています。
「みかんの皮」も入っていて、程よい苦みや渋みが大人の味と言えるかもしれません。
こちらも、濃厚なプリンと良く合っています。
本当に美味しいです。
どちらのプリンも本当に美味しかったです。
どれくらい美味しかったかというと、食べたあとに通販を注文して、実家にも送るくらいに美味しかったです。
この美味しさはぜひ家族にも食べて欲しいと思いました。
ご当地スイーツの鑑です。
映えも完璧、味も一切の妥協がありません。
地元色をしっかり出しつつも、本当に美味しいものを食べさせて頂きました。
大満足のご当地スイーツでした。
あまりに美味しかったので、最後に「深海ミルクシェイク」も頼みました。
こちらも美味しいです。
ラムネ味のソフトクリームにミルク(牛乳)を混ぜて頂きます。
さっぱりとしていて、いくらでも飲めそうです。
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