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【格ゲー考察Part.37】やはりドラグノフは素晴らしい、それでもドラグノフは素晴らしい【鉄拳8】

以前にこのような記事を書きました↓

デビル仁とドラグノフは素晴らしい

なにっ!?

(デビ仁はともかく)ドラグノフが素晴らしいだと!?

ドラグノフ使いは政治をやめろ!

 

鉄拳8のドラグノフは素晴らしい。

このような言葉を聞くと、顔をしかめてしまう鉄拳プレイヤーも多いと思います。

 

最初にお断りすると、ボクは現在ドラグノフ使いではないし、最近はポールリディアで遊んでいます。

鉄拳8になってからドラグノフは対策を練るくらいでしか触っていません。

ドラグノフに関しては被害者側(ボコられる側)です。

 

それでも、ボクはドラグノフが鉄拳5DRで初登場したときから鉄拳7のシーズン2くらいまでドラグノフを使い続けてきました。

ぜひ最後まで記事を読んで欲しいです。

 

前作である鉄拳7のドラグノフは本当に酷かったです。

シーズン2くらいまではトップクラスの強さだったのですが、そこから謎の弱体化とインフレに着いて行けず、弱キャラに落ち着きました。

細かい性能を解説すればキリが無いのですが、致命的な部分を一つ挙げるなら、主力下段であるシャープナー(2RP)が当時のシーンでは通用しなくなったことでしょう。

鉄拳7ではキャラの強さがインフレし、様々なキャラの立ち途中確反も強化されました。

ガードで-13Fであるシャープナーに痛い確反を入れられるキャラが増えたのです。

システム的にも総体力が増えたので、シャープナーによる削りダメージもそれほどプレッシャーのあるものでは無くなりました。

つまり、主力下段のダメージ効率が悪すぎて、相手を崩せないのです。

※鉄拳7ではシャープナーの調整が完全に迷走していました。ヒットで相手が立ち状態になったり、あまりに意味不明な調整もありました。

 

当然、シーンでもドラグノフの活躍を見る機会は減りました。

オンラインに潜っていても、ドラグノフと対戦することは少なくなりました。

この頃に、ボクも初登場時からずっと使い続けていたドラグノフを辞めました。

他のキャラの方が使っていて面白かったからです。

当時のドラグノフの調整はあまりに意味不明だし、ただ弱くなるばかりで新要素(新しいおもちゃ)を貰えないからつまらないのです。

 

リロイスミスという鉄拳史上屈指の強キャラに勝てなくて萎えたのもあります。

 

鉄拳8のドラグノフはどうなったのか?

待望の新下段技を貰いました。

立ち状態からも(弱体化したとは言え)強力な下段(デススコルピオ1WK)を打つことが出来ます。

しゃがみ状態からも強力な下段(ヘルスライサーしゃがみ中3LPRK)を打つことが出来ます。

ドラグノフはしゃがみ状態を作りやすいキャラなので、読み合いを仕掛けるポイントが増えました。

下段が弱かったキャラが、強力な下段を手に入れたのだから、それはもう強いのです。

 

しかし、話はそれだけでは終わらず、鉄拳8屈指の強力な中段技であるデトネーター(236RK)も手に入れ、前作までは本当に冴えなかった壁コンも大幅に強化されました。

ちなみにデトネーター(Detonator)は、起爆装置という意味があります。

その意味に見合うような性能で、デトネーターを振り回しているだけでドラグノフタイムが始まります。

ヒットでヒート発動、ガードで有利を取ってドラグノフのターンを継続、削りダメージ有り、ダウンにも当たる。

鉄拳8の強い技を並べるなら、間違いなく上位に食い込む性能です。

 

コンボの火力も高く、よく運びます。

ヒートシステムとの相性も良いです。

上段、中段、下段とも強い技が揃っています。

 

ドラグノフの歴史上、鉄拳8が最強です。

弱体化されたとは言え、まだまだ強いです。

ボクも、いつもボコられています。

 

ドラグノフにヘイトが溜まっているプレイヤーも多いでしょう。

気持ちは良く分かります。

 

しかし、言いたいんですよ。

それでも鉄拳8のドラグノフは素晴らしいと。

 

調整の方向としては本当に好みです。

なぜなら、アグレッシブだからです。

攻める方向に思考が働くのが良いのです。

 

新しい最高の玩具を無数に引っ提げて来たのが鉄拳8のドラグノフです。

戦っていて、相手がノリノリで攻めてくるのが分かるんですよ。

楽しそうに使っているのが分かるんですよ。

 

鉄拳8のドラグノフは強すぎる。

分かります。その通りです。

おっしゃる通りです。反論の余地はありません。

 

しかし、弱すぎて使われないよりは100億倍マシです。

鉄拳7のドラグノフの1兆倍マシです。

 

鉄拳7で、ジャックがどうなった?リロイがどうなった?カムラムがどうなった?リディアがどうなった?

強い強いと騒がれて弱体化を繰り返し、ほぼ誰にも使われなくなりました。

 

話が飛び火しますが、鉄拳8の現在のデビル仁はガチでつまんないです。

強い部分(尖った部分と言い換えても良い)が弱体化によって削ぎ落とされ、退屈なキャラになりました。

ゲーム的な視点で言うなら、使いこなすのが難しいキャラだったら、ちゃんと強くして欲しいです。

扱うのが難しいのに弱い、これでは人気が出ないのも当然です。

プレイヤーの努力に応えてくれるように、ちゃんと強くするべきです。

さらに、飛び火するなら鉄拳8のリディアもつまんないです。

 

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鉄拳8のリディアはつまらない

 

鉄拳ファン(鉄拳老害)の視点から言うなら、デビル仁が弱いのが設定的に納得いきません。

ストリートファイターで言えば、豪鬼が弱いと変じゃないですか。

設定的に強いはずのキャラが弱いと気持ち悪いんです。

 

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キャラバランスと世界観

 

◯◯が強すぎる!

◯◯はクソキャラ!

アプデしろ!弱体化しろ!

その意見の積み重ねの果てに、ゲームバランスは整うでしょう。

キャラバランスは平均化されていくでしょう。

しかし、ゲームとして面白くなるとは限らないんですよ。

 

ドラグノフに対するヘイトが溢れかえっている今だからこそ言いたい。

それでも鉄拳8のドラグノフは素晴らしいと。

 

最高の調整です。

ドラグノフ史上最高傑作です。

鉄拳8のドラグノフが一番面白いと思います。

 

鉄拳5DRから使い続け、鉄拳7にてドラグノフを辞めてしまった身として、

やはり鉄拳8のドラグノフは素晴らしいんです。

 

腰が引けた調整をされるよりは10兆倍マシです。

弱くなって誰にも使われなくなるより100兆倍マシです。

 

安易な弱体化は辞めて欲しい。

安直に牙をへし折り、爪を引き抜くようなことをしないで欲しい。

無味無臭のつまらないゲームになるだけです。

鉄拳7の歴史を繰り返さないで欲しい。

 

ボクは鉄拳8のドラグノフが大好きです。

誰が何と言おうが、ボクは鉄拳8のドラグノフを推します。

神調整です。

鉄拳8のドラグノフは素晴らしいのです。






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