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【格ゲー考察Part.32】ポン拳の素晴らしさを語りたい【鉄拳8】

最近、鉄拳8ではポールを使って遊んでいます。

元気にポン拳(236RP)を振り回しているわけですが、本当に素晴らしい技です。

今回はポン拳の素晴らしさを語ります。

 

ポン拳(ぽんけん)。

漢字で表記すると、「崩拳」となります。

ちなみに海外では「Phoenix smasher」(フェニックス スマッシャー)という技名です。

 

踏み込みからの中段突きですね。

 

初代鉄拳から存在する技です。

主に「ポール・フェニックス」というキャラクターが使います。

鉄拳シリーズを代表する技のひとつです。

ド派手で爽快感抜群です。

 

鉄拳初心者さんからすれば、ヘイトを買うであろう技でもあります。

ポン拳強すぎだろ!!!

安心してください。

鉄拳プレイヤーであれば、必ず通る道です。

なにせ、「ポン拳」でググると、「ポン拳 強すぎ」というサジェスト(キーワード予測)が出るくらいですから。

ボクも(ポン拳反則だろ…)と思いながら昔はプレイしていました。

 

実際にポン拳は強いです。

威力が半端ではありません。

ステップから打つのでリーチも長いです。

発生も早く、ガードしてもノックバックするので、まともに反撃が届かないこともあります。

 

ポン拳強すぎだろッッ!!!

 

間違っていません。

言われるのも無理はないことです。

 

ただ、鉄拳をやり込んでいる人の意見は変わってくると思います。

「まぁ強いけど、良い技よね」

くらいの感覚で捉えている方が多いと思います。

 

強い技であるポン拳ですが、明確な弱点もあります。

もっとも分かりやすいのは「横への弱さ」です。

横にペラペラです。

横移動していれば当たりません。

 

ガード時フレームもかなり重いです。

基本的にポン拳はガードで【-17F】あります(厳密にはガードする距離によって微妙にフレームが変わる)。

鉄拳シリーズは、コンボ始動技が【15F】に設定されているキャラが多いです。

つまりポン拳をガードされるとコンボを叩き込まれるリスクがあります。

実戦では、ガード時の状況に左右されるので、安定して確定反撃を入れるのは難しいです。

展開も早いので、確定反撃を見逃してしまうこともザラにあります。

 

ともかく、無敵と思えるポン拳にも明確な弱点があり、それなりにリスキーな面もあります。

上手いプレイヤーに、ポン拳を振り回すだけで勝つのは、まず無理だと思っても良いでしょう。

 

ここが「ポン拳の素晴らしいところ」なんです。

 

強い技ではありますが、明確な弱点もあります。

対策すればそこまで怖い技ではありません。

横移動で避ける。ガードしたときの反撃技を調べておく。

この2点を抑えれば、ポン拳を振り回すだけのポールに負けることは無くなるでしょう。

 

このような対策をすると、一気に鉄拳が面白くなるんですよ。

ポン拳は、プレイヤーを成長させてくれる、もっとも分かりやすい良技のひとつでもあると思うのです。

「対策して結果を出す」ほど面白いことはありません。

 

もうひとつ素晴らしいのが、どこまで対策を重ねて研究しても「ポン拳が弱い技とはならない」ことです。

上手いプレイヤーに聞いたとしても、ポン拳を「弱い」という表現をする人はあまりいないと思います。

スカ確に使うも良し。二択に使うも良し。適当にぶっ放すも良し。

どこまで行っても、ポン拳には使い道があり、強い技です。

 

鉄拳8で元気にポン拳を振り回しながら、

(ポン拳を振り回しているだけのクソキャラが…絶対に許さん!)と思いながら、鉄拳5の時代にプラクティスで対策したのを思い出しました。

しっかり対策して友だちのポール使いをボコボコにしたのも良い思い出です。

 

ポン拳

本当に素晴らしい技です。





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