格闘ゲームで生き残る

【格ゲー考察Part.57】「多キャラ使い」はなぜ多キャラを使うのか?

格闘ゲームで、さまざまなキャラを使う「多キャラ使い」の方っていますよね。

ボクも多キャラ使いです。

 

ストリートファイター6では、「豪鬼」、「ルーク」、「マノン」、「A.K.I」辺りを好んで使います。

鉄拳8では、「ブライアン」、「リディア」、「リリ」、「風間仁」、「スティーブ」、「ポール」、「ジャック」辺りを好んで使います。

 

なぜ多キャラに手を出すのかと問われれば、、

「色んなキャラを使ってゲームを楽しみたい」というのが答えになります。

せっかくさまざまなキャラが用意されているのに触らないのは勿体ないと思います。

 

「よくそんなに色んなキャラを使えるね?」なんて言われますが、、

ボクからすれば「よく一人のキャラだけで飽きないね」という感じです。

おそらく、「強くなりたい」という気持ちよりも、「ゲームを攻略したい」という感覚が強いのでしょう。

 

この感覚は格闘ゲームだけのものではありません。

たとえば、モンスターハンターでもボクは全武器種を使います。

そのときの気分や、一緒に遊ぶフレンドに合わせて武器を選びます。

ただ一つのものを極めるよりも、色んな楽しみ方をしたいのです。

 

多キャラ使いの利点として、「多角的にゲームを攻略できる」というものがあります。

弾を撃てるキャラと、撃てないキャラの両方を使うと、「弾撃ち」に対する理解度が一段上がります。

普段はボコボコにされる「嫌いなキャラ」も、いざ自分が使ってみると意外な弱点が見えたりします。

 

新しいキャラを覚えるのも得意です。

何が強いのか?何をするキャラなのか?

攻略が早いのです。

 

もう少し踏み込んだ話になると「被せ」ができるのも強みになります。

格闘ゲームでは、どうしても相性の悪い組み合わせがあります。

多キャラ使いは、そこで悩むことがありません。

手札が多いので、そこから最適なキャラを選んで出せるのです。

 

弱点としては、やはり「浅く」なってしまいますよね。

五教科オール60点みたいなもので、得意科目をとことん極めている人間には勝てません。

 

これはボクだけかもしれませんが、、

「◯◯が出来なきゃ、このキャラを使う意味が無い」

このような思考が強いのも弱点かもしれません。

たとえば、鉄拳の三島系を使うのなら「風神ステップ関連は全部できなければならない」という固定観念から入ってしまいます。

本来であれば、風神ステップ、風神拳、最速風神拳、ダッシュ最風、ステキャン、ステステといった具合に段階的に身に付けるべきでしょう。

しかし、ボクは全部身に付けなきゃならないと思って、基礎をすっ飛ばして覚える傾向があるんです。

結果的に、基礎がグラグラなのにやたら難しいことばかり狙う変な立ち回りになったりします。

あまり良くないですね。

 

そして、一人のキャラを極め続ける職人プレイヤーに対する憧れも強かったりします。

自分はそのようなプレイヤーにはなれません。

どうしても目移りしてしまうのです。

(このキャラ面白そうだなぁ~)なんてすぐに浮気します。

対戦でも(このキャラ出すと簡単に勝てるのになぁ~)なんて考えが払拭できないのです。

一人のキャラだけでどんな壁も乗り越えるプレイヤーには尊敬の念しかありません。

 

そんな多キャラ使いの一人として、考えていることを文章にしてみました。









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