ゲームで生き残る

「Yasuke Simulator Demo」の感想とアサクリシャドウズの炎上案件について語ってみる

「Yasuke Simulator Demo」をプレイしました。

Steamにて、無料で配信されているので気になる方はプレイしてみましょう。

 

ゲームの感想なのですが、まぁ「クソゲー」です。

アサクリシャドウズを茶化すためだけに作られたのでしょうし、クオリティに関しては狙ったものなのでしょう。

 

攻撃のモーションはとても格好良いです。

 

ちなみに、パンチは実戦だと弱すぎて使い物になりません。

 

実戦では、ちゃんとを使いましょう。

銃は本当に強いです。

 

自転車に乗る場面もあるのですが、、

操作感もひどい、挙動もひどい、カメラワークもひどい。

とてもゲームになりません。

変な慣性が乗っかる上に、E.Tみたいにかっ飛んでいくんですよね。

 

タックル破壊します。

これが正式な突破方法です。

ダッシュでぶつかるようにゲーム側から指示されます。

 

爆発するダルマを避けながら進む場面なのですが、

ダルマに書かれている文字が「便」っていう漢字に見えるんですよね。

もしかして「Shit」💩を変換して「便」になったんですかね。

 

動画を見てもらえば分かるように、紛うことなきクソゲーです。

アサクリシャドウズに対するアンチテーゼとして生まれた悪魔の落とし子なのです。

 

現在、アサクリシャドウズが全世界で大炎上しています。

↑の動画は公式のゲームプレイ映像です(※グロいので閲覧注意)

 

動画を見ても分かるように、ツッコむのも野暮なほど問題を抱えています。

日本文化に対する敬意が微塵も感じられません。

歴史的な考証も極めて杜撰であることが読み取れます(開発側であるUBIは史実に忠実だと言っているが…)。

 

ここから書くことは、あくまで個人の主観によるものですが…

日本人は「改変」に対して、決して不寛容では無いと思うのです。

 

たとえば、弥助が仕える「織田信長」ですが。。

鬼武者というゲームでは幻魔という「化け物」になります。

 

よく「女体化」もされます。

 

他国の歴史や文化も混じえて言うなら、、

「三國無双」シリーズ。

 

「Fate」シリーズ。

 

「週末のワルキューレ」

改変という視点から物事を語るのなら、枚挙に暇がありません。

これらの改変に対して、本気で怒っている人は少ないように思えます。

 

海外の方が「弥助」に目を付けるのは分かります。

日本統一を成し遂げた歴史上の大人物に「黒人」が仕えていた

そこにロマンを見出すのは理解できます。

創作物として恰好の題材となり得るでしょう。

 

改変そのものは良いと思うのです。

ヤスケシミュレーター(体験版)だって、ボクは大笑いしながらプレイしました。

 

しかし、アサクリシャドウズは笑えません。

一人のゲーマーとして強く思うのは、

「プレイヤーを楽しませようとする意志が作品から微塵も感じられないこと」

それがとても悲しいのです。

 

自分たちの主義主張(あるいは思想)ばかりが前面に押し出され、他人を楽しませようとする意志がアサクリシャドウズからは感じられないのです(ヤスケシミュレーターからはその意志が感じられたのは皮肉でしかない)。

もちろん、創作物に作者の思想を反映させるのは決して悪いことではありません。

ただ、それは他国の歴史や文化を踏みにじってまで優先されることではないでしょう。

ゲームという素晴らしい媒体が、素晴らしい文化が、そのような形で使われているのが本当に悲しいです。


※おまけ

「Yasuke Simulator Demo」で、壁をすり抜けるバグに遭遇したのですが、意図したものとしてネタが仕込んであります↓

細部の作り込みが凄いですね。

 

※追記

壁抜けバグの動画が撮れました。

バグエリアとは言え、ちゃんとヤスケの足跡が残るなど作り込みが凄いです。

 

あと、最後の乱闘パートですが、ちゃんとヘッドショットを狙ってればクリアできるようになっています。

パンチも刀も使う必要がありません。

ひたすら丁寧に引き撃ちしながらヘッドショットを狙いましょう。















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